2017年05月14日

動物行動学と戦争

 その行動が生得的か後天的かということは、我々全員の身のふり方に関わってくるのだ。
 人間はもともと戦争するようにできているいきものなのか、戦争は避けられないのか。それとも、正しい考え方と正しい環境の中にあれば戦争は起きないのか。
 たぶんそのようなことがいちばん現実的な問いだろう。
 戦争はなくしたいとみな本気で思っている。ないほうがいいと思っているのに起こるのはなぜか。
 学習が足りないからか。本来なくならないものなのか。
 もっとも、絶えずそんな議論をしながら戦争をしてきているわけだけれども。
 どんな学問も人間のその後のあり方に返ってくるものがある。動物行動学もそのひとつだ。
          (「世界を、こんなふうに見てごらん」日敏隆/著より)
posted by コルリ at 10:23| Comment(0) | 言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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